ー 英語版 から2026年PMP®試験の出題傾向を(ガチで)予想してみた。ー
# この記事は、2025.09.01 PMBOK®第8版(英語版)リリース前にアップされた記事「PMBOK®第8版ドラフトから出題傾向を(勝手に)予想してみた。」 の初稿をそのまま掲載しています。PMBOK第8版(英語版)がリリースされた 2025.11.13 現在、<<公式版リリース update>> として、本文中に筆者によるコメントを追加しています。
次期PMBOK®第8版のパブリックコメントを目的として、PMBOK®ガイド第8版の英語のドラフト版は、2024年12月20日から2025年1月19日まで公開されました。
同時に、ANSI BSR-8規格へのパブリックレビューも開始されました。現時点ではスタンダードの一部が開示された段階であり、正式版の確定はもう少し先になります。ただしドラフト公開を経て、大きなトレンドや構造の変化、そしてPMIが注目しているフォーカス領域は、かなり明確になってきたといえます。
<<公式版リリース update>>
→ 正式版では、この“明確になってきたトレンド”がほぼそのまま採用されました。特に価値志向とサステナビリティは、予想以上に強い柱として明文化されています。
受験生にとっては「教材が揃っている現行バージョンでの受験」が王道です。しかし、出題者がどこに関心を寄せているかを知ることは、学習の効率化に直結します。ドラフトの目次や章構成を手掛かりにECOタスクレベルでマップすると、AIのような完全新規領域や削除はごく一部で、大部分は「重点化・再グループ化・組み替え・統合」による再整理であることが分かります。
本稿では、現行試験で合格を目指す皆さんに役立つ視点として、「第8版ドラフトから読み取れるPMP試験出題者の関心領域」を予測してみました。
PMBOK第8版ドラフトの大きな変更点
まず、PMBOK第8版が第7版(さらに第6版)と比べてどこが変わったのか、目次レベルで整理します。
第1章 序論
第2章 価値提供のシステム
第3章 プロジェクトマネジメントの原則
第4章 プロジェクトライフサイクル
このうち、第1章「序論」と第2章「価値提供のシステム」は、第7版から引き継がれた「管理手法より価値重視」の流れを継続しており、プロセスに揺り戻った面もありますが、おおざっぱに言えば、プロジェクトが生み出す価値へのフォーカスがさらに明確になったと考えられます。基本的なコンセプトとして、大きな変更はありません。
プロセスに関しては、第3章「プロジェクトマネジメントの原則」に注目です。第7版では12原則でしたが、第8版ドラフトでは6原則に集約され、構造の整理と再編が行われました。ラインナップは以下の通りです。
<<公式版リリース update>>
→ 今回正式公開されたPMBOK Guideでは、この“最上位4章構成”がそのまま採用されました。
特に第1章・第2章の位置づけは、第7版の価値志向を土台にしつつ、“価値をどう運用し、プロセスに落とし込むか”という橋渡し機能が強化されています。
目次レベルでは大きく変わっていませんが、 A Guide to the Project Management Body of Knowledge (PMBOK®Guide) に収録された Performance Domains や I/O・T&T の追加によって、第8版は「理念だけでなく、実務への接続点が明確になったバージョン」であることが明確になりました。
1 Introduction
2 A System for Value Delivery
3 Project Management Principles
4 Project Life Cycles
第3章 プロジェクトマネジメントの原則
- 全体的な視点を採用する
- 価値に焦点を当てる
- プロセスと成果物に品質を埋め込む
- 説明責任あるリーダーになる
- すべてのプロジェクト領域にサステナビリティを統合する
- エンパワーされた文化を構築する
<<公式版リリース update>>
→ 原則はドラフトから変更はありませんでした。正式版では“原則の実践例”が本文中に具体化され、試験シナリオに組み込みやすい記述が増えています。実務判断を問う設問の出題根拠として重視されると考えられます。
3.3 Adopt a Holistic View
3.4 Focus on Value
3.5 Embed Quality Into Process and Deliverables
3.6 Be an Accountable Leader
3.7 Integrate Sustainability Within All Project Areas
3.8 Build an Empowered Culture
ここで特に注目したい原則は「3. プロセスと成果物に品質を埋め込む」と「5. すべてのプロジェクト領域にサステナビリティを統合する」です。ー 品質の埋め込みーこれは、言ってみれば、タスクから戦略レベルへの格上げです。ー サステナビリティの統合ー「なるほど、サステナビリティとしてグループ化できるのかー」と、これは納得です。
ー 品質の埋め込み
従来は知識エリア(第6版)やパフォーマンス領域(第7版)で扱われていた品質が、原理原則レベルに引き上げられました。これは「品質を経営戦略・組織文化と同列の高次の視点で扱う」方向性を示しています。試験対策としては、ツールや技法に加えて「品質をいかにプロセスと成果物に一体化させるか」という抽象的な問いが増える可能性があります。
ー サステナビリティの統合
第8版では「短期成果」と「長期的な持続可能性」のトレードオフをどう扱うかが前面に出てきます。これは従来のPMでは明示的には扱われにくかったテーマですが、今後はECOタスク(リスク管理やステークホルダー調整など)にサステナビリティの要素が含まれること、または、今後サステナビリティの視点でECOタスクが再定義されることも予想されます。
<<公式版リリース update>>
→ 正式版でもこの2つは “抽象概念→行動” のつながりが強調されています。つまり、正解は『考え方が正しい行動』であって、単なる知識では説明できない領域が増えることが予想されます。
ちなみに、「試験合格には、PMIイムズが大事」というコメントはいろいろなところで耳にすると思いますが、具体的には「プロジェクトマネジメントの原則」を理解しているかどうか、が重要なポイントになります。
私たちは、ともすると、モデル、方法論、技法に吸い寄せられる傾向にありますが、
「原則」→「方法論の選択」
「原則」→「意思決定」
「原則」→「アクション」
の流れを頭に叩き込んで、模擬試験の解説を読む時も、実務は一旦横に置いて「出題者は、どの原則のことを扱っているのだろうか?」と常に思いめぐらす習慣を付けてください。きっといいことがありますよ!
フォーカスエリアの復活と再定義
次の大きな変化は、第4章 プロジェクトライフサイクルに見られるポイントです。第4章は、第6版の知識エリア的な要素を復活させつつ、第7版の価値志向を維持し、第8版で「AI時代の実務に耐える判断の枠組み」に整えたと捉えられます。
第4章 プロジェクトライフサイクル
- フォーカスエリアの復活と再定義
- 開発アプローチ(予測/適応/ハイブリッド)の三層整理
- テーラリングと組織適合性の強調
今回のPMBOK第8版ドラフトで注目すべきは「プロセス領域の復権」とも呼べるものです。第7版では標準から外れていたプロセス領域が、第4章の章立てとして再登場しました。これは第6版で「10の知識エリア」と呼ばれていた領域にほぼ重なります。
ただし、第6版のように時系列のライフサイクル段階を示すものではなく、どの開発アプローチでも繰り返し使える意思決定の視点として再定義されています。第6版までは「いつどの知識を使うか」が試験対策のポイントでしたが、第8版では「どの局面で何にフォーカスして判断するか」が重視されます。Initiating/Planning/Executing/Monitoring & Controlling/Closing といった局面が「フォーカスエリア」として再登場しています。
(表)パフォーマンスドメインとフォーカスエリアのマッピング
| パフォーマンスドメイン | 立ち上げ | 計画 | 実行 | 監視・コントロール | 終結 |
|---|---|---|---|---|---|
| ガバナンス | プロジェクト/フェーズを立ち上げる | プロジェクト計画の統合・整合 調達戦略の策定 |
プロジェクト実行のマネジメント 品質保証の実施 組織的知識の活用・管理 |
パフォーマンスの監視・コントロール 変更の評価と実施 |
プロジェクト/フェーズの終結 |
| スコープ | スコープマネジメント計画 要求事項の収集・分析 スコープ定義 WBS作成 |
スコープの監視・コントロール スコープの検証 |
|||
| スケジュール | スケジュールマネジメント計画 スケジュール作成 |
スケジュールの監視・コントロール | |||
| コスト・財務 | コスト/財務マネジメント計画 コスト見積り 予算策定 |
コスト・財務状況の監視・コントロール | |||
| ステークホルダー | ステークホルダー特定 | ステークホルダー関与計画 コミュニケーション計画 |
ステークホルダー関与のマネジメント コミュニケーション実施 |
ステークホルダー関与の監視 コミュニケーションの監視 |
|
| リソース | リソースマネジメント計画 必要リソース見積り |
リソース調達 チームの指揮・育成 |
リソース使用の監視・コントロール | ||
| リスク | リスクマネジメント計画 リスク特定 リスク分析 リスク対応計画 |
リスク対応策の実行 | リスクの監視 |
この表は、PMBOK® 8th edition (英語版)の表 “Mapping Project Management Focus Areas to Performance Domains” を参考に、受験生の学習用として当社で編集・作成したものです。正式な日本語訳については、必ずPMBOK®第8版の正式リリースを参考にしてください。
第8版におけるITTO表は暗記用リストではなく、実務で参照すべき情報・技法・成果物の目安として提示されています。第6版では、各プロセスごとに詳細な ITTO が網羅的に定義されており、例えば、スケジュール関連だけでも「アクティビティの定義」「アクティビティの順序設定」「アクティビティ所要期間の見積り」「スケジュール作成」「スケジュールコントロール」といった細分化されたプロセスに対して、それぞれ個別に Inputs(インプット)、Tools & Techniques(ツールと技法)、Outputs(アウトプット)が細かく列挙されていました。ITTOに関するベタな穴埋め問題は出題されませんでしたが、受験生は前提としてこれらの構造と相関関係を頭に叩き込む必要がありました。
これに対して第8版では ITTO は、ざっくりした粗いもの* として示されています。フォーカスエリア(Initiating, Planning, Executing, Monitoring & Controlling, Closing)の本文解説の中で、必要となる「参照ドキュメント」や活用する「技法」や得られる「成果物」が自然な文脈で例示されているだけです。もはや第6版以前の試験で見られたようなITTO暗記型の出題はほとんど出題されず、むしろ、ITTO(I=インプット情報と、O=成果物、TT=マネジメント技法・ツール・モデル・方法論、etc)の知識は当たり前の前提として、「この局面でどのような判断が重要か」、「PMとしてどのようなアクションをとるべきか」という特定の状況下におけるリーダーとしての意思決定や実践を求める試験設計になってくる、と予想されます。
* 調達管理など、技法が中心テーマになるものは「付録」扱いになるなど、一部でシャッフルも見られます。
<<公式版リリース update>>
→ 学習の主戦場は“暗記”ではなく“プロセス思考ができるかどうか、に移行しました。ただし、Initiating/Planning/Executing/Monitoring & Controlling/Closing といった局面が「フォーカスエリア」として定義されていることは、受験生として見逃せない、大きな学習の軸が再登場したことには変わりありません。
今回追加された Table 2-1 Mapping Project Management Focus Areas to Performance Domains は、第8版の大きな特徴である「フォーカスエリア」と「パフォーマンスドメイン」を一望できる“新しい地図”です。開始・計画・実行・監視・終結という第6版の構造を横軸に継承しつつ、マネジメント領域を再定義して縦軸に整理したものです。一見すると第6版の知識エリアに似た項目が並びますが、縦軸と横軸が交差するセルにはITTOの詳細を再配置しているわけではなく、PMが実際に行う判断・調整・行動が大きなくくりで示されています。
これは“暗記する表”ではなく、状況判断の骨格を理解するためのガイドとして使うべき表と言えます。この表がそのまま出題されることはありませんが、PMP®受験者は前提としてこの構造を頭に入れておくことが、今後の試験対策に極めて有効だと感じます。
第8版ドラフトから受け取った9つのシグナル
以上で見てきたような変更点を踏まえ、PMBOK第8版ドラフトによって点灯したシグナルを以下の9つにまとめました。
これらは実務者のガイドとしてはもちろん、試験対策の面でも重要なヒントを提供しています。
第8版ドラフト9つのシグナル
シグナル① 価値創出/ベネフィットの前面化
シグナル② ガバナンス接続と方針遵守
シグナル③ 責任あるリーダーシップとチーム文化
シグナル④ 品質をプロセスと成果物に埋め込む
シグナル⑤ サステナビリティと長期的影響
シグナル⑥ 開発アプローチ選定とテーラリング
シグナル⑦ フォーカスエリアの復活(工程ごとの判断)
シグナル⑧ 開発アプローチの三層整理(予測/適応/ハイブリッド)
シグナル⑨ テーラリングと組織適合性の強調
<<公式版リリース update>>
→ 正式版でも、この9つのシグナルは構造的な柱としてほぼ固定されました。特に①②⑤は想像以上に強い存在感です。
上記のうち、
①と②は、第8版で大きく舵を切った基本的なコンセプトを、継承、強化するゾ、というPMIからの強いメッセージです。第1章 序論と第2章 価値提供のシステム において再度明確にされています。
③~⑤は、第3章 プロジェクトマネジメントの原則で取り上げられている「リーダーシップ」、「品質」、「サステナビリティー」等、方法論が変わってもプロジェクトゴール達成にとって欠くことのできない、各テーマに関連しています。
⑥~⑨は、実務者にとっては今回のバージョンアップで最も注意すべきシグナルと言えるかもしれません。第4章 プロジェクトライフサイクルに記載された「開発アプローチ(予測/適応/ハイブリッド)選定の考慮事項」、「フォーカスエリア」、「テーラリング」といったテーマが、該当します。
簡単に言えば、この9つのシグナルから、「今回のバージョンアップでPMIでやりたかったこと」=「PMP試験でこれから強化されるであろう領域」が見えてきます。
ECOタスクレベルのマッピング
合格を目指す私たちにとって、ECO(Examination Content Outline)はPMIが示す唯一の試験要綱です。第8版ドラフトから受け取った、上記の9つのシグナルは、現行ECOのどこに響いてくるのでしょうか。
ざっと見た範囲でも、それぞれのシグナルで3タスク~5タスク程度、ほとんどのECOタスクが「強調」「明確化」「詳細化」など、なんらかの影響を受けますが、その中でもいくつかの核心的領域は、大幅な追加・変更が加えられると考えられます。ECO自体は、しばらく現行維持でしょうが、将来的に見直しもありそうです。
最初に述べたとおり、これは新試験から突然変わるのではなく、すでに現行試験の出題にも反映されつつある“方向性”と見るべきです。
ということは、今の学習段階でこれを意識できれば、現行試験の受験対策としても、より出題傾向を正確に把握する手がかりとなります。
それでは、ECOに落とし込んだ時、これら9つのシグナルから、具体的にどんな問題が出題されるのでしょうか?
今回は、ここから現行試験でも特に注意してほしいタスクを、現行ECOに沿って、3つだけピックアップしてみました。
🎯 厳選タスク1:Business-02 ベネフィットと価値を評価・提供する
軸:価値・成果重視系
価値・成果重視の流れは、第7版からはっきりとしたトレンドとして認識されています。
このトレンドは第8版ドラフトにおいても「価値提供システム」として引き継がれています。
成果物完成で満足するのではなく、実際に価値が生まれたかを問う設問が今後ますます増えると考えられます。
出題イメージ例
「遅延しているベネフィット実現に最初に取るべき行動は?」
「成功基準をどう設定すれば、成果物ではなく価値を測れるか?」
「ステークホルダーが成果物完成を成功と見なしているが、実際には価値が出ていない。次の一手は?」
「価値測定の指標が外部環境の変化で不適切になったとき、どのように是正するか?」
「プロジェクトの成果が想定した価値に結びつかない場合、PMは誰と、どのように調整すべきか?」etc...
<<公式版リリース update>>
→ 正式版の“価値提供システム”の章を読むと、このタスクが今後さらに中心的テーマになることが明確に示されています。
🎯 厳選タスク2:Process-10 チェンジ・マネジメント
軸:プロセスとガバナンス系
統合変更管理は、第8版ドラフトで明確に打ち出された「ガバナンス接続」と直結する領域です。承認経路や方針遵守がこれまで以上に重視され、組織レベルでの整合をどう取るかが問われるようになっています。特に「誰に・いつ・どの順序で報告し、承認を得るか」という一連の流れは、プロジェクトマネジャーの実務判断力を測る核心テーマになってきます。
出題イメージ例
「承認前の例外処理で最初に行うべき行動は?」
「複数ステークホルダーから異なる承認要求が出たとき、最優先で確認すべき事項は?」
「変更要求が戦略的方針と矛盾している場合、PMの最初の対応は?」
「承認後の変更を現場に展開する際、どの順序でコミュニケーションすべきか?」
「ガバナンス構造上、承認フローが遅延している場合にPMが取るべき調整アクションは?」
👉 上記のように、単に「承認を取る」が正解ではなく、承認前後の具体的行動や組織との整合性をどう保つかが試験で狙われるポイントになる、と考えられます。
<<公式版リリース update>>
→ 正式版でもガバナンスの即時性・透明性が強調され、承認前後の行動がこれまで以上に細かく描かれています。設問の粒度が第7版よりもさらに一段細かくなると考えられます。
🎯 厳選タスク3:People-01 コンフリクト・マネジメント
軸:リーダーシップ系
対立管理は、第8版ドラフトで強調された「責任あるリーダーシップ」と「エンパワーされた文化」の実践を測る代表的な領域です。単に衝突を解消するだけでなく、心理的安全性を保ちつつ、説明責任や権限委譲を適切に行い、チーム全体の学習や成長につなげられるかが問われます。ここでは PM の価値観と判断力がダイレクトに試されます。
出題イメージ例
「チーム内対立が発生したとき、PMが最初に取るべきアクションは?」
「権限委譲したタスクが未達成となり対立が生じた場合、PMはどのように対応すべきか?」
「対立がエスカレートし、チームの心理的安全性が損なわれそうなとき、PMの第一歩は?」
「ステークホルダー同士の意見が衝突したとき、PMが果たすべき役割は?」
「対立をチームの学習や改善の機会に変えるため、PMが実施すべき次の行動は?」
👉 コンフリクトに関する設問については、単なる衝突解決ではなく、リーダーシップと文化形成をどう実務に落とし込むか が問われるのがすでに現行試験でも出題されており、最新のトレンドを形成しています。
<<公式版リリース update>>
→ 第8版で描かれた “エンパワーされた文化” は、単なる理屈ではなく、“PMとして組織の中でどう行動するか=次にとるべきアクション” に落とし込んだ文脈の中で出題されると予想されます。
まとめ
第8版ドラフトを俯瞰して強く感じることは、「価値」と、再定義された「プロセス」群に対するフォーカスです。
価値重視は第7版から続く流れですが、第8版ではさらに「プロセス回帰」が打ち出されました。
理念だけでなく、「価値をどう測定し、どのプロセスに埋め込み、どう運用するか」が問われる段階に入ったといえます。
AIによるプロジェクト管理支援と、同じくAIによってもたらされるリスク管理に対する考え方やPMとしてとるべき具体的なアクションついても、今後大きなウエイトを占めてゆくだろうことが予想されます。
PMP受験生にとって大切なのは、これを “未来の話” と片付けないことです。試験範囲は現行ECOに基づくものですが、出題シナリオにはすでにこの方向性が反映されています。特に 、戦略的な品質計画・ガバナンス・サステナビリティ・価値創出、はタスク横断で狙われやすい領域です。
まずは自分の模擬試験結果の振り返りから始めましょう。
得点の低かったECOタスク領域や曖昧な理解にとどまっているテーマが、まさにこれらのシグナルと重なっている可能性があります。
弱点を把握し、→ PMIイムズに沿って正解に至る考え方を理解し、→ 模擬試験を解き、→ さらにフィードバックから弱点を絞り込むこと。
このステップを繰り返すことが合格への最短ルートになることは、多くのPMP試験合格者が証明しています。
これは、PMBOKのバージョンが変わっても変わりません。
<<公式版リリース update>>
→ 第8版正式版の印象を一言で言えば、『価値を生み出すプロセスへ回帰した実務書』です。理念から“一段、手が届く距離”に降りてきた、というのが最大の変化です。今回の正式公開によって予測の多くが裏付けられましたが、学習の軸はあくまで現行ECOです。ECOと第8版の“交点”を押さえることが、最短距離の戦略になります。
<<公式版リリース update>>
本稿は PMBOK®第8版(英語版)の正式公開版 をもとに、当社で実施した予測・分析に基づいて作成されたものです。
最終的な受験準備は、必ず 現行ECO(Examination Content Outline) と公式資料に基づいて行ってください。
文責:豆検(インテュイット合同会社)
本記事の無断転載を禁じます。
2025.09.01
2025.11.14 <<公式版リリース update>>


