PMP®資格試験合格を果たされた方の合格体験記です。豆検ご購読者の中から、 2020年9月以降に合格された方の手記を、ご了解を得て掲載しています。


Q1.お名前:

A.O.様


Q2.お勤め先:

株式会社 N総合研究所(シンクタンク・コンサルティング・ITソリューション、品川区東五反田)


Q3.職場での役割:

プロジェクト・マネジャー, 開発部門管理職、リーダー


Q4.PMP®資格試験を受験した理由:

キャリアアップのため


Q5.勉強方法や利用した教材について:

実務ではウォーターフォール方式がメイン、かつPM・BAとして業務していることもありウォーターフォール方式には慣れておりました。
一方アジャイル方式は全く経験がなく、PMP試験がPMBOK第7版ベースに変更になり、アジャイル・ハイブリッドがメインの出題になったと聞き、 実務対応はできないと判断し、初心に戻り勉強しました。

■勉強方法

まずPMBOK第7版とアジャイル実務ガイドを簡単に一読し、リアルタイム模試をうけ、 試験がどのような形か・PMBOKやアジャイル実務ガイドの内容がどのように出題されれいるか確認しました。

その後自分が苦手な箇所・アジャイル・ハイブリッド方式を重点的に、問題集ベースで勉強しました。

■学習時間の工夫

勉強開始から約2か月、約100時間ほど勉強しました。 平日はまとまった時間が取れなかったため、1日30分-1時間ほど豆検のオンライン問題集を繰り返し実施しておりました。
アジャイル用語から勉強が必要だったため、最初は1日10問解くので精一杯でしたが、試験直前には1問5秒位で回答できるスピードになりました。

また平日は本を広げて勉強するのではなく、タブレットやスマホで気軽に勉強する前提にすることでハードルを下げ、 代わりに必ず毎日、忙しくても必ず5問は必ず解くようにしてました。

休日は5時間位、平日の総復習とPMPのオンライン問題集を解き、間違えた問題はもちろん、 正解だったものも正解に至るロジックが正しいか・他選択肢が誤りであるロジックが正しいか確認し理解するようにしました。
休日は本を広げ、PMBOKやアジャイル実務ガイドに書き込みながら勉強をしてました。

勉強としてはとにかくアジャイル・ハイブリッド方式対策・シチュエーション問題対策を重点的に行いました。
そのため豆検オンライン問題集アジャイル入門編・実践編をひたすら解き、基礎固めをし、 その上でJPS社PMBOK第7版対応オンライン問題集を解きシチュエーション問題になれるようにしました。

■問題集・教材

・PMI PMBOKガイド 第7版

・PMI PMBOKアジャイル実務ガイド

・豆検オンライン問題集アジャイル入門編

・豆検オンライン問題集実践編

・豆検リアルタイム模試

・JPS社PMBOK第7版対応オンライン問題集


Q6.受験生のためのアドバイス:

PMBOK第6版から第7版への改定によりPMP試験自体が大きく変更されています。 PMBOK第7版では第6版までのプロセスやin/outの考え方はほぼなくなり、より曖昧・理念的な内容となっています。
俗にいうPMIイズムであり、シチュエーション問題としてPMIイズムが問われ、知識を問う問題はほぼありません。

問題を解く⇔PMBOKを読むを繰り返し、PMIイズムとシチュエーション問題対策を身に着けるのが最短、かつ最適解と思います。

またPMPの試験は若干日本語がおかしい・回りくどい問題文がでることもあるため、その意味でも問題集でなれることは大事かと思います。 ただ、勉強すれば合格する試験であり、実務にも役立つため、ぜひ頑張ってください。


コメントを残す