PMP®資格試験合格を果たされた方の合格体験記です。豆検ご購読者の中から、 2020年9月以降に合格された方の手記を、ご了解を得て掲載しています。
Q1.お名前:
S.Y.様
Q2.お勤め先:
株式会社D(広告代理店、港区東新橋)
Q3.職場での役割:
プロジェクト・マネジャー, 営業職・企画担当者
Q4.PMP®資格試験を受験した理由:
直近4年間ほど、海外のメンバーとスクラムを組んで世界中から大規模なユーザーがアクセスするアプリ、オウンドサイトの設計、制作、運用をアジャイルに進行していくプロジェクトで、1つのサブプロジェクトのPMを担っていました。
グローバルでも共有の資格価値を認識されているPMPを取得しておくことに損は無いと思い、受験しました。
Q5.勉強方法や利用した教材について:
■勉強方法
試験に向けて行った勉強方法は、「PMIアジャイル実務ガイド」と「PMP試験合格虎の巻」を繰り返し読み、模擬問題を繰り返し解くことと、「豆検の模擬試験」を合格点が取れるまで何度も繰り返し解きました。
■学習時間の工夫
学習時間は仕事の合間に自己研鑽の時間を設けたり、休み時間、仕事後に1時間集中して、豆検の模擬試験を行う、土日には時間のある時にPMP試験合格虎の巻を読み返す、など少しの時間が出来たらインプットするように努めていました。
■問題集・教材
PMIアジャイル実務ガイドは正直、和訳本だからなのか?記述の仕方が日本語的に理解が難しいところもありました。
PMP試験合格虎の巻と豆検を何度も繰り返したことが合格への近道だったと今になっては感じています。
■苦手分野と乗り越え方
「PMとしてこのような状況に出会った場合、どうゆう判断をするのが正しいか」という、そのシーンのPMに憑依した判断が必要となります。そのような設問は、シーンと状況の捉え方次第で判断が異なるので苦手でした。
その場合は、消去法で絞ることで正解を判断し、それでも絞れない場合は運任せで時間をかけずに次の設問に移行することとしていました。
■工夫した学習方法、その他感じたこと
過去問を何度も解く中で、毎回躓く設問やジャンルに対しては、自身の過去業務の経験に照らして「自分の業務においてこのシーンに出会ったら、こう判断する」という疑似的なシミュレーションをして記憶定着をさせる工夫をしていました。
Q6.受験生のためのアドバイス:
PMの経験に基づく判断を問われる設問も多く、単純な知識インプットだけでは太刀打ちできない試験だと感じました。
資格取得した後、資格が役立つというよりは資格取得のために学習した知識や判断基準が業務に生きることを実感できます。
また、グローバルで共通の資格なので、知識として得ている言葉の定義などがグローバルで合うのは大きなメリットです。