予測型スケジュール管理プロセスの全体図です。計画重視の予測型(またはウォーターフォール型)プロジェクトでは、スケジュール、予算は、クライアントとの間で合意された正式見積書や契約書を根拠に、スタート時には決定された状態でプロジェクト・マネジャーに渡され、プロジェクト全体を通して厳密に変更管理されます。

(問題)下図の四角の枠で囲まれたブロックに適切なプロセス名を埋めてください。

正解は、矢印マーク(↑↓)をクリック!

2020版ITTO0全体図06スケジュールマネジメントQUIZ

(解説)

アクティビティの定義とは、WBSで記載した項目を具体的にリストアップすること。実際の作業時間を見積もれるレベルまで、実作業を要素分解します。実際のプロジェクトでは、足元の作業は詳細に見えている一方、後半の作業は確定していないケースもあります。ローリング・ウェーブ計画法とは、早期に完了させなければならない作業は詳細に記述し、将来の作業は大まかに計画を立てておく「段階的詳細化」の技法です。

スケジュール作成時に決定的に重要な作業が依存関係の確認です。ハードの調達が完了してものが届かないと本番環境のテストできない、などプロジェクトの作業では多くのアクティビティに依存関係があります。この依存関係によって、作業の順番は並列になったり、直列に進んだりします。この道筋を「パス」と呼びます。「クリティカル・パス」は、その中で、最も長いパスをいいます。

予測型のプロジェクトで原価を算出する方法はいくつかあります。覚えておきたい名前は、類推見積り、パラメトリック見積り、三点見積り、ボトムアップ見積り、です。いずれも普段実務でやっている方法だと思います。三点見積りは、最頻値、楽観値、悲観値、から見積りを算出する手法です。常識として要チェック。

スケジュールの作成で最も重要なポイントは、前述の「クリティカル・パス」を確認すること。クリティカル・パス上の作業に遅れが出ると、納期遅延に直結します。ライフサイクルの選択に関わらず、プロジェクトに変更はつきもの。納期間際でばたばたしないようにするためには、プロジェクト・マネジャーはスケジュール確定前に、「クリティカル・パス」と、プロジェクトの余裕時間(フロート)の見極めを慎重に行います。

2020版ITTO0全体図06スケジュールマネジメント技法

(68)「穴埋めクイズ」予測型 スケジュール管理編
Tagged on: