タイム・マネジメントの知識エリアは、PMBOKの全ての知識エリアの中で、その計画プロセスの数において最多を誇ります。

タイム・マネジメントの作業には、
・具体的にどんなタスクがあるかを確定すること
・タスク相互の順序性を知っておくこと
・どのくらいの開発要員が必要か見極めること
・期間を見積もること
・年月日を特定したスケジュールを作成すること
という、プロジェクト初期段階にPMの誰もが行う計画作業が多く含まれています。実務面でも、スケジュール管理や進捗管理は、リスク・マネジメントと並んで最も重要なプロジェクト・マネジャーの仕事の一つである、と言っていいと思います。

今回はスケジュール・マネジメント計画のITTOについて見てゆきます。

(インプット)

インプット情報としては、おなじみ鉄板の4兄弟が登場します。

・プロジェクト憲章
・組織体の環境要因
・組織のプロセス資産
・プロジェクトマネジメント計画書

プロジェクト憲章は「立上げ」プロセス群のプロセスでしたね。

(ツールと技法)

ツールと技法は、「専門家の判断」「代替案分析」「会議」です。

ツールの「専門家の判断」「会議」…って、なんだよ!とつっこまれる方もいるかと思いますが、ここでの「専門家」とは、類似プロジェクトの経験がある、同僚とか、他部門のPMを指します。また「会議」については、あらためて計画会議を起こす必要がなければ、通常の定例会議の中で、PMからスケジュールに関する計画の説明を行います。このプロセスで覚えておきたい「分析技法」は、「ローリング・ウエーブ計画法」、「リードとラグ」、「代替案分析」の3つです。

(アウトプット)

アウトプットは「スケジュール・マネジメント計画書」1択です。何も迷うことはありません。

スケジュール・マネジメント計画プロセスを概観する図をPDFで以下に置きました。ダウンロードしてご利用ください。

6.1_スケジュール・マネジメント計画_ITTO_20150712

※ 本資料はプロジェクトマネジメント知識体系ガイド(PMBOK® Guide)第5版 (A Guide to the Project Management Body of Knowledge)に準拠しています。PMI, PMBOK Guide, PMP は、プロジェクトマネジメント協会(Project Management Institute,Inc.)の登録商標です。

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