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二度と忘れない「リスク対応戦略」の覚え方

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 逃げまくり(回避)、
   ベンダー企業は尻まくり(転嫁)、
     現場の知恵も出尽くして(軽減)、

   けちった予備費は蒸発し(受容)、
     最後の頼みはオヤジのポケット(マネジメント予備)

(© 2015 豆検)

(解説)

脅威やマイナスのリスクに対する一般的な戦略は回避、転嫁、および軽減です。さらに予備設定分析によりコンティンジェンシー予備とマネジメント予備が設定されます。コンティンジェンシー予備がコスト・ベースライン内の予算であることに注意すべきです。

回避:スケジュールの延長、スコープの縮小、など脅威を排除する為に計画自体を
   変更すること。変更管理委員会の承認が必要です。

転嫁:リスク管理の責任を第三者へ移転する手段。親会社との赤字負担額の賦課比
   率の交渉や、ベンダー責任の明確化によるコスト負担など。リスク自体が取
   り除かれるわけではない。

軽減:より応答性能の高いロジックへの変更、テスト追加による品質の安定、熟練
   した要員の補充など、チームの努力によってリスクの発生確率や影響度を軽
   減するリスク対応戦略。

コンティンジェンシー予備:特定されたリスクに備えてコスト見積りに盛り込まれ
   た予備費。

マネジメント予備:マネジメント層(事業責任者、役員クラス)が確保しておくプ
   ロジェクト予算。

(24)コーヒーブレーク「リスク対応戦略」