さて、ここまで、主要な計画プロセスについて、ポストイットのイメージにしてフレーム・ワークに貼り付けてきました。

ここで、もう少し詳細に、個々のプロセスの相互の位置関係について見てみることにしましょう。各プロセスを貼り付けた以下のスケジュール・マネジメント・プロセスの図を見てください。

各プロセスは相互に関係します。図では、わかりやすくするため、主要な線だけ示しています。

・スケジュール・マネジメントの計画
・アクティビティの定義

まず、スケジュール・マネジメント計画が先頭に来ています。このプロセスはスケジュール作成に至るタイム・マネジメントの計画プロセス全体を統制するための方針や手順、文書化のルールなどを定めます。(マネジメント計画プロセスは、他の知識エリアでも共通してプロセス群の先頭に配置されています)

次に「アクティビティの定義」が貼り付けられています。これはスコープ・マネジメント・プロセスの中のWBSによって規定されます。スケジュール・マネジメント・プロセスの中では特に重要なプロセスです。

以下、
・アクティビティの順序設定
・アクティビティ所要期間見積り
・スケジュールの作成
と続きます。

(前バージョンではタイム・マネジメントに配置されていた「アクティビティ資源の見積り」、は資源マネジメントに移動)

これらは、順序性があるように見えますが、実際はいつでも他のプロセスと関連付け影響を見極め調整しながら計画作業が行なわれます。例えば、アクティビティ所要期間(工数)は、資源(エンジニアの人数:資源マネジメント・プロセス)、順序設定(いつ作業に取り掛かれるか)などによって増減します。全体の計画は、他の領域やプロセス群との関係についての精査を重ねて、少しずつ緻密になってゆきます。

図ではそれぞれのプロセスが、双方向の矢印で結ばれています。これは、各プロセスが、相互に関連していることを意味しています。


(14)相互に関連するプロセス群

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