PMの仕事を、立上げ、計画、実行、監視・コントロール、終結という 『5つのプロセス群』に分けて、詳細なガイドラインとして記述したものが『PMBOK(R)ガイドライン』と呼ばれるテキストです。 『PMBOK(R)ガイドライン』 では、5つのプロセス群をさらに、10の知識エリアでマッピングしています。

プロセス群と知識エリアは縦糸と横糸のように関連しそれぞれツールと技法とともに詳細に定義されています。『PMBOK(R)ガイドライン』は、日本語版も発売されていますが、片手でもてないような分厚い書籍です。 PMP資格合格を目指す皆さんは、『PMBOK(R)ガイドライン』を闇雲に丸ごと暗記してゆかなければならないのでしょうか?

答えはNOです。記憶力の抜群な方ならやれないことは無いかもしれませんが、かならずしも効率の良い勉強方法とは言えません。東大合格するAIと超アバウトな人間の脳では勝負がついてます。BOK(知識体系)の勉強はコンテキスト(文脈)を味わいながら理解してゆかないと消耗する一方だし、逆に、シンプルなフレームワーク(骨格)に沿ったコンテキストで記憶すると、人間の脳は抜群の効率を発揮してくれるみたいです。

効率的に準備を進めるには、自分の経験に沿って、自分流の「引き出し」を早めに作って、一番ラベル名が近そうな箱に獲得した知識を格納してゆく、という記憶の仕方をお勧めします。ちなみに、引き出しの全体を納めてあるタンスがフレームワークです。ネーミングは「フレームワーク勉強法」ではなく「箪笥型記憶法」でもいかもしれませんね。

問題を解くときは、例えば、「○○状態の××を管理すること」や「△△する為のツールと技法」というラベル名の引き出しに入っているはずだ、ということがわかっていますので、『PMBOK(R)ガイドライン』を先頭から丸暗記するよりはるかに効率よい知識の取り出しができるようになります。

「フレームワーク勉強法」は合格者みなさんが多かれ少なかれ実行しています。××BOK型の試験では最強です。ぜひ、お試しください。

(2) 「フレームワーク勉強法」の勧め